企業のデータ利活用戦略は"データ戦略2.0"的な局面に差し掛かっている。

DMPが一巡、各大手プラットフォーマーのデータサービスも利用手段が整備されつつあり、
個人情報保護法やGDPRの影響見極めも一段落し、判断材料は揃ってきた。

一方、この数年でデジタルマーケを推進してきたチーム・組織が直面したデータ課題は何だろうか？
データ収集後の活用設計の難易度の高さ、縮小均衡に陥りがちな局所データでの実証実験、
組織横断のデータ活用や出口戦略の困難さなどだろうか？

それでも一歩ずつ、マスからの脱却とデジタル広告の戦術精錬化、マーケ部門と企画部門/営業部門の連携が
生んだデータ起点の顧客向け新サービス、企業内のデータリテラシー向上など、着実な成果とさらなる
チャレンジが垣間見えてきている。

このセッションでは、様々な業態のデータ専門家に参集頂き、改めて企業がデータ価値を最大化する
ために、企業経営視点で、データはマーケティング活用の戦略を満たせるのか？について議論する。