日本は今、 起業家精神とイノベーションにおける大きな成長の波を迎えている。
　人々は皆政府、教育機関、大企業、中小企業など何かしらに挑戦しようとしており、もちろんVC、インキュベーター、スタートアップ企業もそれらの一部である。

　そこで浮かび上がってくる疑問がいくつかある。
　日本はグローバル市場で戦っていく上で本当に正しい手段を使っているだろうか。このイノベーションの波はいつまで続くのか。これは単に一時的な失敗なのだろうか？今まで積み上げてきたものを決壊し、覆すようなものなのか？

　本キーノートセッションでは、VCという観点から現在日本に打ち寄せるこのビッグウェーブの潜在能力とリスクについて総括する。
尚、2020年までに優位を占めるであろう世界のテクノロジーの最新トレンドについても討論する。
　IoTやロボティクス、３Dプリントなどの世界で大きな役割を占めていくであろう最新潮流とテクノロジーについて、そしてこれらが日本の人々にとってどのような意味を持ってくるのか、日本がこれらの技術にどのような関係を築いていくのかについても論じていく。
　日本人がテクノロジーのグローバル市場で存在感を示しながら戦っていくために、それらの最先端技術をどのように取り入れていくべきなのかというメソッドについても言及したい。